投稿が前後しますが…日本全国を巡る壮大な旅プロジェクト 47都道府県制覇の旅!
記念すべき最初の旅行先は、ルーレットを回して決まった静岡県でした!
今回の旅のルールは2つ。
- 行き先はすべてルーレット任せ!
- 予算は1泊2日で5万円以内!
行き当たりばったりだからこそ出会える景色や味があるはず!そんな期待を胸に、予測不能な静岡の旅へ出発しました。
この旅では、浜松で食通を唸らせる絶品うなぎを堪能し、御前崎では「冗談抜きで、今までで一番美味しいカツオ」と心から叫んだ、人生を変えるほどのカツオに出会ってしまいました。
この記事では、そんな僕たちのリアルな1泊2日のルーレット旅をお伝えします!
【1日目午前】いざ浜松へ!旅の始まりは食べログ超人気店の絶品うなぎから
炭火の香りが食欲をそそる!「かねりん」で味わう本格うな重
記念すべき47都道府県の旅、最初の目的地としてルーレットが指し示したのは「静岡県浜松市」。
というわけで、僕たちが向かったのは、食べログでも圧倒的な人気を誇るうなぎの名店「かねりん鰻店」です。
お店に到着すると、まず食欲を刺激する炭火の香ばしい香りがふわりと漂ってきます。店内はとても落ち着いた和の雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめる空間が広がっていました。個室や座敷もあるので、家族旅行やちょっとした会食にも利用できそうです。
僕たちが注文したのは、もちろん看板メニューのうな重。しばらくして運ばれてきたお重の蓋を開けると、そこにはタレの輝きをまとった、見事な蒲焼が鎮座していました。
一口食べると、外はパリッと香ばしく、中は驚くほどふわふわ。炭火でじっくりと焼き上げられたうなぎの旨味と、甘辛い秘伝のタレが口の中で一体となり、まさに至福の味わいです。ご飯の一粒一粒にまでタレが染み込んでいて、箸が止まりませんでした。
人気店でありながら、騒がしさはなく、中庭も綺麗で本当にゆっくりと美味しさを噛みしめることができました。「最初の食事がこんなに美味しくて幸先がいいね」と、旅の始まりを最高の形でスタートできたことに大満足でした。

項目 | 詳細 |
店舗名 | かねりん鰻店 |
住所 | 静岡県浜松市中央区入野町731 |
電話番号 | 053-448-9335 |
営業時間 | 11:00~13:45 (L.O.) / 17:00~20:00 (L.O.) ※混雑状況により早めに終了する場合あり |
定休日 | 毎週水曜日、第1・第3火曜日 |
駐車場 | あり(30台) |
アクセス | JR浜松駅から車で約11分 / 東名高速 浜松西ICから約30分 |
公式サイト | http://kanerin.net/ |
【1日目午後】浜松の定番土産!「うなぎパイファクトリー」で学ぶお菓子の歴史
美味しいうなぎでお腹を満たした僕たちが次に向かったのは、浜松の代名詞ともいえるお土産「うなぎパイ」の製造工程を見学できる「うなぎパイファクトリー」です。
僕たちは工場見学が大好きなので、この場所は絶対に外せませんでした。そして、ここの魅力はなんといっても
入場無料で楽しめること!
工場見学の魅力と無料でもらえるお土産
見学コースはとても分かりやすく作られていて、うなぎパイが誕生した歴史や、職人さんたちが一枚一枚丁寧に生地を仕込む様子をガラス越しに見ることができます。
巨大なオーブンで焼き上げられ、検品され、包装されていく一連の流れは、見ていて飽きることがありません。特に、約9000層にもなるパイ生地を作る工程は圧巻でした。
そして、見学の最後には嬉しいサプライズが!なんと、来場者記念としてうなぎパイを一人一つプレゼントしていただけるんです。これは嬉しいおもてなしですよね。
工場見学だけでなく、施設内には限定スイーツが楽しめる「うなぎパイカフェ」も併設されています。時間に余裕がある方は、ここでしか味わえない特別なうなぎパイデザートを試してみるのもおすすめです。
予約をすれば、職人技を間近で見られる「窯出しうなぎパイツアー」(有料)にも参加できるそうなので、お菓子作りが好きな方はチェックしてみてください。(後から調べれば知った情報で是非参加してみたかった😭
項目 | 詳細 |
施設名 | うなぎパイファクトリー |
住所 | 静岡県浜松市中央区大久保町748-51 |
電話番号 | 053-482-1765 |
営業時間 | 10:00~17:30 (うなぎパイカフェ L.O. 17:00) |
定休日 | 火・水曜日(公式サイトで要確認) |
料金 | 見学無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | JR高塚駅から車で約15分 / 東名高速 浜松西ICから約20分 |
公式サイト | https://www.unagipai-factory.jp |
【1日目夕方~夜】御前崎へ移動、そして人生最高のカツオとの出会い
浜松を満喫した僕たちは、次の目的地へ移動します。宿泊地ももちろんルーレットで決定!運命の針が指し示したの「御前崎市」でした。
宿泊先「静岡カントリー浜岡コース&ホテル」
正直なところ、御前崎市内でホテルを探すのは少し苦労しました。選択肢が限られる中で僕たちが見つけたのが「静岡カントリー浜岡コース&ホテル」です。
名前の通りゴルフコースが併設されたリゾートホテルで、広々とした敷地と落ち着いた雰囲気が魅力です。車でのアクセスが便利で、東名高速の掛川ICや菊川ICから約25分ほどで到着します。
これが御前崎の実力!魚市場の刺身が常識を覆す美味さだった
ホテルでチェックインを済ましてからゆっくり夕食に出かけようと思いましたが、御前崎は遅くまでやっているお店が少なく、尚且つどうしても地魚が食べたかった僕たちは名案を思いつき、買い出しへ出かけました。
鮮魚店 『福泉』 さんで新鮮な刺身をGET!コンビニでパックご飯を購入し、ホテルの部屋でささやかながらも贅沢な海鮮ディナーです。

そして、この選択が僕の食の歴史を塗り替える、運命的な出会いにつながりました。
パックに並んだ数種類の刺身の中でも、ひときわ鮮やかな赤色をしていた「カツオ」。
「う、うまい…!」
まず、臭みが一切ないことに驚きました。カツオ特有の鉄っぽさや生臭さがまったく感じられないのです。今まで僕が「カツオ」だと思って食べてきたものは一体何だったんだ、と思わされるほどでした。
これは大げさではなく、冗談抜きに今まで食べたカツオで一番美味しかったです。
コンビニのご飯と一緒に食べるというシンプルなスタイルが、逆にこのカツオの持つポテンシャルの高さを最大限に引き出してくれました。まさに「絶品」という言葉がふさわしい、忘れられない味。この一枚の刺身を食べるためだけに、また御前崎に来たいと本気で思いました。

【深掘り】なぜ御前崎のカツオはこんなに美味しいのか?その理由に迫る
あの感動的な美味しさは、決して偶然ではありませんでした。旅から帰ってきて調べてみると、御前崎のカツオが絶品であるのには、明確な理由があったのです。
理由1:厳しい基準をクリアしたブランド「御前崎生かつお」
御前崎で水揚げされるカツオは、ただのカツオではありません。厳しい基準をクリアしたものだけが名乗れる「御前崎生かつお」というブランドとして認定されています。その基準とは、「釣ってから2日以内で水揚げ」「重さ1.7kg以上」「無傷」といったもの。まさに選び抜かれたエリートなのです。
理由2:魚への負担が少ない伝統漁法「一本釣り」
御前崎のカツオ漁は、主に「一本釣り」という伝統的な漁法で行われます。網で一度に大量に獲る漁とは違い、一匹一匹を丁寧に釣り上げるため、魚が網の中で暴れて傷ついたり、ストレスを感じたりすることがありません。この丁寧な扱いが、身の質の良さに直結しているのです。
理由3:鮮度が命!漁場から港までの近さ
静岡県内でトップクラスのカツオ水揚げ量を誇る御前崎港は、豊かな漁場である黒潮の通り道に非常に近いという地理的メリットがあります。釣り上げられてから港に運ばれるまでの時間が短く、さらに氷温の魚槽で徹底的に鮮度管理されているため、まさに「獲れたて」に近い状態で私たちの元に届くのです。
この最高の鮮度が生み出す、もっちりとした独特の食感は「もちガツオ」とも呼ばれ、多くの食通を魅了しています。
僕が体験したあの感動は、こうした漁師さんたちの知恵と努力、そして御前崎の豊かな自然が織りなす奇跡の産物だったのですね。
【2日目】名残惜しい御前崎、絶品海鮮で旅を締めくくる
人生最高のカツオとの出会いを果たした翌朝。旅の最終日も、もちろん御前崎の海の幸でスタートです。
港町のランチはこれで決まり!「海鮮料理 みはる」の新鮮海鮮丼
御前崎で知らない人はいないほどの超人気店「海鮮料理 みはる」。開店前から行列ができることもあると聞き、期待に胸を膨らませて向かいました。
僕たちが注文したのは、海鮮丼とカツオの刺身。
運ばれてきた海鮮丼は、たくさんの種類の魚がのっていてどれもプリプリで鮮度抜群。

カツオの刺身も一切れ一切れが肉厚で、魚本来の味をしっかりと感じることができました。

ルーレットで偶然決まった御前崎でしたが、こんなにも美味しい魚介類に出会えるなんて、本当に幸運でした。「魚は美味しく御前崎でよかった」と心から思える、最高の締めくくりになりました。
項目 | 詳細 |
店舗名 | 海鮮料理 みはる |
住所 | 静岡県御前崎市御前崎1099-3 |
電話番号 | 0548-63-5328 |
営業時間 | 11:00~材料がなくなり次第終了 / 17:00~20:30 (L.O.) |
定休日 | 不定休(来店前に要確認) |
予約 | コース料理のみ可(席のみの予約は不可) |
支払い方法 | カード・電子マネー不可 |
注意事項 | 大人気店のため、行列は必至。早めの訪問がおすすめです。 |
展望台
昼食後、近くの展望台に!この日はあいにく天気が悪く、景色も何も楽しむことができませんでした…。
最後に、僕が以前住んでいたことがある浜松の街を少し散歩して、思い出に浸りながら帰路につきました。
こうして、僕たちの記念すべき最初のルーレット旅は幕を閉じたのでした。
旅のまとめ:1泊2日静岡ルーレット旅モデルコース
今回の予測不能な静岡旅、本当に最高でした!改めて、僕たちの旅の行程をまとめてみました。
旅の行程おさらい
【1日目】
- 午前: 静岡県浜松市に到着
- 13:00: 「かねりん鰻店」で絶品うな重のランチ
- 13:45: 「うなぎパイファクトリー」で工場見学&お土産ゲット
- 14:30: 御前崎市へ移動
- 16:00: 鮮魚店「福泉」でお刺身購入
- 17:00: 「静岡カントリー浜岡コース&ホテル」にチェックイン
- 19:00:買った刺身で部屋食ディナー(人生最高のカツオ!)
【2日目】
- 11:00: ホテルをチェックアウト
- 12:30: 「海鮮料理 みはる」で新鮮すぎる海鮮丼のランチ
- 14:00: 浜松市内を散策
- 午後: 帰路へ
行き先をルーレットに委ねた、ドキドキの静岡1泊2日の旅。
偶然の連続が、最高のグルメと忘れられない思い出を運んできてくれました。
皆さんも、たまには計画を立てすぎない「ルーレット旅」に出てみてはいかがでしょうか?きっと、想像もしなかった素敵な出会いが待っていますよ。
さて、次のルーレットは何県を指すのか…?僕たちの47都道府県の旅は、まだ始まったばかりです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。