「お母さんハワイ旅行に行くことになったよ」。ある日、突然そう告げられました。当時の私は高校3年生。母は、旅行が好きとはいえ、金銭的な理由で遠出を控えているとばかり思っていました。
「どこにそんなお金があったんだろう?」
その答えは、旅行から1年後に聞かされました。母は、地元の銀行員に勧められていた「ひふみプラス」という投資信託で得た利益で、ハワイ旅行に行ったというのです。
当時、私にとって株式投資は「危ないもの」「一部の人がやるもの」という漠然としたイメージしかありませんでした。だから、母の話を聞いたときは正直、「とんでもないものに手を出したな」と思いました。
投資観を変えた、社会人になってからの再会
社会人になり、将来に漠然とした不安を感じるようになった私は、自己学習を始めました。旧NISA制度のこともあり、投資について本格的に学び始めたのです。
そこで出会ったのが、投資信託という存在です。その時、ふと母の話を思い出し、改めて当時のひふみプラスのチャートを見て、驚きました。母が始めた時期がたまたま良かったこともありますが、そのパフォーマンスは私の想像をはるかに超えるものでした。
そして、ひふみプラスを運用しているSBIレオスひふみについて深く調べていくうちに、ある人物の存在にたどり着きました。それが、藤野英人社長です。
「投資家みたいに生きろ」に感銘を受けた理由
藤野社長の存在を知り、真っ先に手に取ったのが『投資家みたいに生きろ』という本でした。
読み進めるうちに、私の投資に対する考え方は180度変わりました。特に印象的だったのは、「お金の奴隷になってはいけない」というメッセージです。お金は、人生を豊かにするための道具にすぎない。そして、投資とは、自分が「応援したい」と思う会社に、人生を賭けて、未来を信じて託すことなのだと、この本は教えてくれました。
それ以来、私はお金の増減だけを見るのではなく、その会社の理念や、社会に対する貢献度、そして、働く人々の熱意に目を向けるようになりました。まさに、藤野社長が提唱する「顔が見える運用」の思想に強く共感したのです。
投資は、人生を豊かにする「応援」だ
母がハワイ旅行に行ったのは、単にお金が増えたからではありません。ひふみプラスという投資信託が、私たちの生活をより豊かにしてくれると信じて運用してくれた会社への「応援」が、結果として旅行という形で返ってきたのだと思います。
今、私は自信を持って言えます。投資は決して危ないものではありません。それは、自分が信じる会社、応援したい会社を支え、共に成長していくための「応援」なのです。そして、その応援が、いつかあなたの人生に、思いがけない素晴らしいサプライズを運んでくれるかもしれません。
あの日の母のハワイ旅行は、私に投資の楽しさを教えてくれた、最高のきっかけでした。これからも、私はSBIレオスひふみを応援し続けます。皆さんの「応援したい」会社も、ぜひ教えてください。
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