「このまま今の会社にいて、本当に大丈夫なのかな…」 「給料も上がらないし、将来が不安だ」
毎晩のようにスマホを眺めながら、そんなことを考えている、かつての僕と同じようなあなたへ。
この記事では、僕が転職に失敗し、心から絶望したあの日から始まった、「会社や給料に依存しない生き方」を目指す僕らについてまとめた記事です。
特別なスキルもなかった僕らが、どうやって未来を変えるための一歩を踏み出したのか。 この記事が、あなたの心を少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。

悪夢の転職初日。僕の希望が「覚悟」に変わった日
僕の転職は、入社初日にして「あ、これは失敗だった」と確信するところから始まりました。
ちなにも今もその会社で働いています。笑
業界未経験での転職。 初日くらいは、パソコンの設定や身の回りの整理からゆっくり始まるものだと思っていました。
しかし、そんな期待は出社してたった1時間で打ち砕かれます。
挨拶もそこそこに、僕は名刺もないまま、お客さん(しかも大企業)の事務所へ連れていかれました。建物の改修工事の調査です。専門用語で「ここはあーで、こーで」と説明されますが、未経験の僕の頭はもう真っ白。
事務所に戻るなり「さっき言った内容で見積作って」と言われ、呆然とする僕にかけられた言葉は、
「さっき言ったじゃん」でした。
「ああ、ここは合わないな」。そう直感しました。
とはいえ、すぐに辞めるわけにもいかず、「まずは1ヶ月頑張ろう」と自分に言い聞かせる日々。 しかし、僕の心を完全に折ったのは、夜10時を過ぎても誰も帰らないオフィスの光景でした。
(これ、前の会社と同じじゃないか…)
もう、あんな生き方はしたくない。もっとプライベートを大切にしたい。 これからの長い人生を考えた時、はっきりと決意が固まりました。
「会社に頼る生き方は、もうやめよう」と。
僕らが最初に始めたのは「行動」ではなく「情報」のシャワーだった
決意したのはいいものの、具体的に何をすればいいのか分からない。 次なる壁にぶつかった僕らが向かった先は、YouTubeでした。
来る日も来る日も、僕らは様々な情報に食らいつきました。 「ブログで月5万円稼ぐ方法」といった具体的なノウハウ。 「会社員を辞めて自由に働く」といった理想のライフスタイル。 「FIRE」や「自分の力で生きるためのマインドセット」といった考え方。
そして、気づいたんです。 発信している人たちが、立場は違えど、共通して語る原則があることに。
- 特別なスキルはいらない。とにかく「小さく」始めよう。
- 結果を焦るな。とにかく「続けよう」。
- 学ぶな、行動しろ。とにかく「発信」しよう。
この3つをすべて実践できる場所…僕らの答えは、一つしかありませんでした。
「脱出路」を作るために始めた、3つの具体的なステップ
ここからは、僕らが実際に始めた3つのステップをご紹介します。
STEP1:まずはブログ開設
僕らの最初の行動は、自分たちの考えを発信するための「場所」を作ることでした。 それが、今あなたが見てくれているこのブログ「坂道発進」です。
しかし、ご想像の通り、すぐに壁にぶつかります。 「サーバー?」「ドメイン?」「WordPress?」
案の定、専門用語が多すぎて何から手をつけていいか分かりませんでした。 でも時間かかってでも少しずつ解説動画や本を読み無事ブログを開設。
STEP2:次に、僕らの「経験」を「価値」に変える(記事執筆)
自己紹介の次に何を書くか。僕らの答えは、とてもシンプルでした。
「僕らが今感じているこの苦しみや不安は、きっと誰かも感じているはずだ」 「僕らの失敗談や、それを乗り越える過程が、誰かの役に立つかもしれない」
そうやって、自分たちのリアルな体験から生まれたのが、今このブログにある記事たちです。 僕らの「経験」が、誰かの価値に変わるかもしれないと思い執筆活動に励んでいます。
STEP3:インデックス投資
インデックス投資に関しては全くのゼロから始めたことではありません。 社会人になった頃から、将来への漠然とした不安を感じて、資産運用の本を読んだり、ネット証券の口座は開設していました。
しかし、それは「何かあった時のため」という、お守りのようなものでした。
ですが、今は違います。 「会社に頼らない」という明確な目的があります。 この「武器」を本気で磨き、育てていくこと。これも、未来の自分たちを守るための、大切な戦いだと考えています。
まとめ:今、頑張っているあなたへ
この記事を書いている今、僕は転職して6ヶ月目。まだ会社員として働きながら、夜や休日にこのブログを書いています。 正直、楽ではありません。
でも、一つだけ確信していることがあります。 この記事を書きながら、未来につながることをしていると思うと少し楽になった気持ちになっています。
未来は、今日の小さな一歩でしか変えられません。 特別なスキルがなくても大丈夫だと思っています。
この記事が、かつての僕らと同じように苦しんでいるあなたの「小さな一歩」になることを、心から願っています。

