将来のためにお金を育てたいけど、何から始めればいいんだろう?
「投資って難しそう…」
「みんなが良いって言うものが、本当に自分に合っているのかな?」
そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。何を隠そう、私もその一人でした。
たくさんの金融機関や投資信託を比較検討した結果、私が投資のパートナーとして選んだのが、日本で最も有名なアクティブファンドの一つ、「ひふみ投信」です。
この記事では、
- そもそも「ひふみ投信」って何がすごいの?
- 私が「ひふみ投信」を選んだ本当の理由
- スマホで完結!口座開設の全手順を写真付きで解説
- 口座開設に必要なものリスト
- 最近の成績ってどうなの?正直なところを解説
といった内容を、私が調べた情報や感じたことを元に、投資初心者の方にも分かりやすく、どこよりも詳しく解説していきます。
一つの投資判断のリアルな例として、あなたの資産形成の参考になれば嬉しいです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
「ひふみ投信」って、いったい何?日本で有名なアクティブファンドの正体
「ひふみ」という名前、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。これは、レオス・キャピタルワークス株式会社という資産運用会社が手がける投資信託のブランド名です 。数あるアクティブファンドの中でも、日本で屈指の規模と知名度を誇っています。
では、なぜ「ひふみ」はこれほど多くの投資家から支持されているのでしょうか?その秘密は、他にはないユニークな運用哲学にあります。
企業の「数字」だけじゃない。「人」を見る投資
多くの投資信託が企業の財務データ(定量情報)を重視するのに対し、ひふみは経営者の情熱や企業文化、ビジョンといった数値化できない部分(定性情報)を徹底的に分析します 。
「会社は『人』でできている」という考えのもと、実際にたくさんの会社へ足を運び、セミナーに参加し、現場の情報を集める「足で稼ぐ調査」を大切にしているんです 。この泥臭いとも言えるアプローチこそが、将来大きく成長する企業を発掘する源泉となっています。
枠にとらわれない、自由で柔軟な運用スタイル
ひふみのもう一つの大きな特徴は、その柔軟性です 。
- 企業の大きさは問わない:超小型株から誰もが知る大企業まで、幅広く投資対象とします。
- スタイルにもこだわらない:成長株(グロース株)か、割安株(バリュー株)かという枠にもとらわれません。
- 投資先は国内だけじゃない:ポートフォリオの一部には海外の株式も組み入れられています 。
このように、特定のルールに縛られず、その時々で最善と判断した銘柄に投資できるのが強みです。古代ギリシャの思想である火・風・水・土の4元素に「心」を加えた「火水風土心(ひふみとうしん)」という独自のフレームワークで、多様な価値観をポートフォリオに反映させているのも面白い点です 。
ただし、この哲学が最大の強みである一方、近年では課題も生んでいます。もともと、ひふみはまだ世に知られていない中小型株を発掘することで高いリターンを上げてきました。しかし、ファンドの評判が上がり、運用資産が巨大になったことで、以前のように身軽に中小型株へ集中投資することが難しくなってきたのです 。大きな資金を動かすためには、どうしても流動性の高い大型株への投資比率を高める必要があります。この「成功したがゆえの悩み」が、近年のパフォーマンスに影響を与えている側面があることは、知っておくと良いでしょう。
私が「ひふみ投信」を選んだ本当の理由
私が数ある選択肢の中から「ひふみ」を投資のパートナーに選んだのには、もちろん理由があります。ここでは、私が特に魅力を感じたポイントを3つご紹介します。
① 長期で見たときの実績と信頼
アクティブファンドである以上、市場の状況によっては短期的に成績が振るわない年もあります。しかし、ひふみ投信は設定された2008年から長期的に見ると、TOPIX(東証株価指数)などの市場平均を大きく上回る優れた実績を残しています 。その運用力は第三者機関からも高く評価されており、「R&Iファンド大賞」を何度も受賞していることからも、その信頼性の高さがうかがえます 。

② 運用者の「顔が見える」安心感
投資信託って、誰がどんな考えで運用しているのか分からなくて不安…と感じることはありませんか?
ひふみは、そんな投資家の不安を解消するため、「顔が見える運用」を徹底しています。その代表例が、毎月オンラインで開催される運用報告会「ひふみアカデミー」です 。
ここでは、ファンドマネージャー自らが登場し、先月の運用状況やマーケットの見通しを直接、自分の言葉で説明してくれます 。成績が良い時はもちろん、悪い時でもその理由と今後の戦略を丁寧に伝えてくれるため、納得感を持って長期的なお付き合いができます。この徹底した情報開示が、私にとっては大きな安心材料になりました。
③ アクティブファンドとしては手数料が良心的
投資信託を選ぶ上で絶対に無視できないのが「コスト」です。ひふみ投信の信託報酬(運用管理費用)は、年率最大1.078%(税込)です。
「インデックスファンドに比べると高いな」と感じるかもしれませんが、専門家が調査・分析を行うアクティブファンドの中では、かなり良心的な水準です。日本の株式アクティブファンドの信託報酬の平均が1.56%というデータもあり、それと比較するとコストを抑えられていることが分かります 。
さらに嬉しいのが、購入時手数料や解約時手数料(信託財産留保額)が一切かからない点です 。始めるときもやめるときも余計な費用がかからないのは、初心者にとって大きなメリットだと感じました。
スマホで最短5分!ひふみ投信の口座開設 超かんたんガイド
ここからは、実際に私がスマホで口座開設を申し込んだ手順を、一つひとつ丁寧に解説していきます。驚くほど簡単なので、身構えずにリラックスして進めてくださいね。最短5分で完了しますよ 18。
ステップ1:公式サイトにアクセスして申し込み開始
まずは、下のリンクからひふみ投信の公式サイトにアクセスします。

サイトに飛んだら、「今すぐ無料口座開設」といったボタンがあるので、そこをタップして次に進みましょう 。
ステップ2:メールアドレスの登録
最初に、メールアドレスの登録を求められます。ご自身のメールアドレスを入力し、口座開設者の年齢で「成人」を選択。利用規約などを確認して同意したら、送信ボタンをタップします 。
すぐに「@rheos.jp」からメールが届くので、メール本文に記載されている申し込み用URLをタップしてください 。
ステップ3:お客様情報の入力
ここからは、画面の指示に従って、氏名、住所、電話番号などの個人情報を入力していきます 。
途中で、投資経験や年収、投資の目的などを質問されますが、これは法律で定められた手続きですので、正直に回答しましょう。
ステップ4:口座種別や引落口座の設定
次に、口座に関する設定を行います。
- 口座種別:「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのがおすすめです。これを選んでおけば、利益が出た際の税金の計算から納税までをすべてひふみ側でやってくれるので、確定申告が不要になりとても楽です。
- NISA口座:非課税制度を利用したい方は「NISA口座を開設する」を選択することもできます。まずは投資に慣れたいという方は、開設しなくても問題ありません。
- 引落・出金口座:投資資金の引落や、将来お金を引き出す際に使う銀行口座を登録します。お手元に通帳やキャッシュカードを用意しておくとスムーズです 21。
ステップ5:本人確認書類の提出
いよいよ最後のステップ、本人確認です。一番早くて簡単なのは、スマホのカメラで本人確認書類と自分の顔を撮影する「かんたん本人確認」です 。
画面の案内に従って、必要な書類を撮影し、アップロードすればOKです。
ステップ6:申し込み完了!
「お申し込みを受け付けました」という画面が表示されれば、手続きは完了です!お疲れ様でした。
この後、ひふみ側で審査が行われ、早ければ翌営業日には口座開設完了のメールが届きます 18。
申し込み前にチェック!口座開設に必要なものリスト
「5分で終わるって言われても、書類を探すのに時間がかかりそう…」
そんな心配はご無用です!事前に下のリストにあるものを手元に揃えておけば、本当あっという間に申し込みが終わりますよ。
| 必要なもの | 詳細 | 注意点 |
| ① マイナンバー確認書類 | 以下のいずれか1点をご用意ください。 • マイナンバーカード(裏面) • 通知カード • マイナンバー記載の住民票の写し | 現住所が記載されている必要があります。住民票は発行後6ヶ月以内のものをご用意ください 。 |
| ② 本人確認書類 | パターンAから1点、またはパターンBから2点をご用意ください。 【パターンA:顔写真あり】 • マイナンバーカード(表面) • 運転免許証 • パスポート (2020年2月3日以前に申請されたもの) • 在留カード など 【パターンB:顔写真なし】 • 各種健康保険証 • 住民票の写し • 年金手帳 など | 健康保険証を提出する場合、保険者番号や記号・番号などを付箋やマスキングテープで隠して撮影する必要があります 。 |
| ③ 引落・出金用の銀行口座情報 | 通帳やキャッシュカードなど、金融機関名・支店名・口座番号がわかるものをご用意ください 。 | – |
この表を見ながら準備すれば、迷うことはないはずです!
【正直な話】ひふみのパフォーマンスとリスクについて
ここまで私がひふみを選んだ理由をお伝えしてきましたが、良い投資判断のためには、良い面だけでなく注意点もしっかりと理解しておくことが不可欠です。ここでは、最近のパフォーマンスとリスクについて、正直にお話しします。
近年のパフォーマンスが市場平均を下回ることも
事実として、ここ数年のひふみは、TOPIXなどの市場平均を下回るパフォーマンスになることがありました 7。これにはいくつかの理由が考えられます。
- 市場環境の変化:世界的な金利上昇の局面では、ひふみが得意とする「成長株(グロース株)」は株価が下落しやすい傾向にあり、厳しい戦いを強いられました 。
- ファンド規模の拡大:先ほども触れたように、ファンドの規模が大きくなったことで、かつてのような中小型株中心の機動的な運用が難しくなり、強みを発揮しにくくなったという側面があります 。
創業者・藤野英人氏の復帰と「これから」への期待
しかし、この状況を打開するために、ひふみは大きな一手を打ちました。それは、創業者でありカリスマファンドマネージャーとして知られる藤野英人氏が、再びひふみ投信の運用責任者に復帰したことです 7。
藤野氏は、「もう一度ひふみ投信の基本に立ち返り、大きなトレンドを捉えることで運用を立て直す」と公言しており、1年以内には成果を出したいと語っています 。
どんな優れたファンドでも、不調の時期は必ずあります。大切なのは、その不調の原因を分析し、乗り越えようとしているかです。その点、ひふみは創業者自らが陣頭指揮を執り、まさに今、復活に向けて動き出している最中です。この「逆境からの再起」というストーリーに、未来の成長を期待して投資するのも、一つの面白い考え方かもしれません。
もちろん、投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。過去の実績は将来の成果を約束するものではなく、基準価額は市場の変動によって上下し、元本を割り込むリスクがあります。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行うようお願いいたします
まとめ:自分に合った投資で、賢い資産形成を始めよう!
今回は、私が投資先として「ひふみ投信」を選んだ理由について、その魅力から具体的な手順、注意点までを詳しく解説しました。
私がひふみを選んだポイントをもう一度おさらいしましょう。
- ひふみ投信は、「人」を見て投資するユニークな哲学を持つアクティブファンド。
- 運用者の「顔が見える」徹底した情報開示で、長期的に安心して付き合える。
- 手数料は良心的で、始めやすく続けやすい。
- 不調な時期もあったが、創業者の藤野英人氏が復帰し、これからの復活に期待が持てる。
もちろん、これが唯一の正解ではありません。大切なのは、ご自身が納得できる投資先を見つけることです。この記事が、そのためのヒントになれば幸いです。
もし、あなたが「ひふみ投信、ちょっといいかも」と感じたら、まずは下のリンクから公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
たった5分の情報収集が、あなたの未来を大きく変える第一歩になるかもしれません。
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