彼と巡る47都道府県制覇の旅、3県目に選ばれたのは…三重県です!
なぜ三重かって? それは、日本の「魂」に触れる神聖な場所もあれば、お腹も心も満たされる絶品グルメ、そして現代的な「映え」まで、この旅のテーマである「日本の多様性を体感する」のに、これ以上ない場所だと思ったからなんです。
今回も美味しいものをたーっくさん食べて、パワーを充電して、時には彼の趣味にも付き合っちゃう(笑)、そんな盛りだくさんな1泊2日の旅(+α)をお届けします!
これから三重に旅行する方の参考にもなれば嬉しいです◎ それでは、行ってみましょ〜!

【1日目】パワー充電&絶品グルメ!伊勢・鳥羽エリアを大満喫
日本人の心のふるさと「伊勢神宮」へ
旅の始まりは、三重といったら絶対に外せない、日本人の総氏神様が祀られている 「伊勢神宮」 から。
五十鈴川にかかる宇治橋を渡った瞬間、空気がキリッと変わるのが肌で感じられました。日常の世界から神聖な領域へと足を踏み入れる、まさに結界のような場所。大きな杉の木々に囲まれた玉砂利の参道を歩いていると、ザッ、ザッ…という自分の足音と、木々の間を吹き抜ける風の音だけが聞こえてきて、なんだか心が洗われるような不思議な感覚に…。
まさに日本最強のパワースポット!しっかりお参りして、これからの旅の安全と成功を祈願し、たくさんのパワーをいただいてきました!💪
食べ歩きの聖地!おかげ横丁で絶対に外せないグルメ
心もお腹も満たされる準備は万端!お参りを終えてペコペコになった私たちが向かったのは、お楽しみの「おかげ横丁」
江戸から明治期にかけての伊勢路の街並みが再現されていて、まるで時代劇の世界に迷い込んだみたい!歩いているだけでワクワクが止まりません♪ 軒先から漂う、香ばしいタレの香りや出汁の匂いが食欲をそそります…。
もうね、美味しそうなものが多すぎて目移りしちゃう!笑 そんな中でも「これは絶対に食べてほしい!」と心から思ったのがこの2つ!
①「ふくすけ」さんの伊勢うどん
まずは、伊勢名物の代表格、「ふくすけ」さんの伊勢うどん!
この日はとても暑かったので、夏季限定の「冷やし伊勢うどん」をいただきました。

真っ黒な醤油タレは、まろやかで優しいお味なんです。昆布や鰹節からとった天然出汁の旨みが効いていて、ほんのり甘みも感じる奥深い味わい 。
そして何より特徴的なのが、この麺!コシが命の讃岐うどんとは正反対で、ふわっふわ、もちもちの食感なんです。1時間近くかけてじっくり茹で上げることで、この雲のような柔らかさが生まれるんだとか 。昔、長い旅路でお伊勢参りに来た人たちの疲れた胃腸に優しいように、消化しやすく作られたのが始まりなんですって。そんな歴史を知って食べると、一層味わい深く感じられますよね。
この柔らかい極太麺に、旨みたっぷりのタレがよ〜く絡んで…もう、ぺろりと食べられちゃいました!器の底に「福」の文字が見えたら、なんだか良いことがありそうな気分になりますよ !
②「豚捨(ぶたすて)」さんのコロッケ
そして、お次は絶対に外せない行列グルメ、「豚捨(ぶたすて)」さんのコロッケ! すごい名前ですよね?「豚を捨てる」って。これは、明治42年創業のこのお店が、あまりにも美味しい牛肉を扱うものだから、「うちの牛肉を食べたら、豚肉なんて捨てちまいな!」とお客さんに言われたのが由来だとか 。そんな逸話があるくらい、牛肉への自信がうかがえます。
(早く食べたすぎて写真撮るの忘れたんです…泣)
揚げたてアツアツを受け取って、いざ実食! サクッ!という小気味良い衣の音の次に、中のホクホクなじゃがいもの甘みと、黒毛和牛ミンチのジューシーな旨みがじゅわ〜っと口の中に広がります… 。味がしっかりついているので、ソースなしでそのまま食べるのが断然おすすめ!
これは並んででも食べる価値アリ!絶品でした!
他にも甘酒やかき氷も堪能して、食べ歩き大満喫です◎
【正直レビュー】鳥羽のお宿へ…ホームページとの違いにびっくり!?
おかげ横丁から移動して、この日のお宿がある鳥羽へ。 「お部屋から海が見えるオーシャンビュー!」っていうホームページの写真に惹かれて予約したんですが…。
いざチェックインしてみると、対応してくださった宿の方はとっても親切で丁寧! なんですが…お部屋はというと、かなり年季が入っている感じで、正直ホームページで見たキラキラした眺めとは程遠くてちょっと残念でした(涙)。
写真って大事ですね…!でも、旅にハプニングはつきもの。気を取り直して、美味しい夜ご飯でこの気持ちを挽回するぞー!と出発です!
気を取り直して夜ご飯!鳥羽の絶品牡蠣との出会い
落ち込んだ気分を吹き飛ばしてくれたのは、やっぱり美味しいご飯でした(笑) 鳥羽といえば、牡蠣!牡蠣が大好きな私たちは、「あみ焼き 天びん屋」さんへお邪魔しました。
見てください、この大きな生牡蠣! ぷりっぷりで、見るからに新鮮なのが分かりますよね。口に入れた瞬間、磯の香りと共にクリーミーで濃厚な旨みが広がって…「海のミルク」って言葉がこれほどぴったりだと感じたことはありません。美味しすぎました!

そして、もう一つの名物が、地元産の新鮮な伊勢どりを使った「鶏の焼肉」

甘辛い特製の味噌だれに漬け込まれた鶏肉を、網でジュージュー焼いて食べるんです。これがまた、ジューシーで香ばしくて、ビールが進む進む!
美味しいご飯にすっかりご機嫌になりました(笑)。やっぱり旅の満足度は、食事が大きく左右しますね!
【2日目】彼の青春と私の映え!津エリアで大興奮
元高校球児、津球場で少年に戻る
2日目は、元高校球児な彼のたっての希望で、夏の高校野球の三重県地区大会を観戦しに**「津球場」**へ! 正直、私は野球にそこまで詳しくないのですが、青空の下で白球を追いかける高校球児たちの姿は、見ているだけで清々しい気持ちになりますね。
そしたら、なんと偶然にも、彼が昔から好きだった高校の試合だったみたいで、もう目が釘付け(笑)。

プレーひとつひとつに「おぉ〜!」って声を上げたり、真剣な眼差しでスコアブックを眺めたり…。まるで少年に戻ったみたいに楽しそうな彼を見て、こっちまで嬉しくなっちゃいました。こういう、相手の好きなものに一緒に触れる時間も、旅の醍醐味ですよね。
ランチはチーズ好き必見のおしゃれレストラン「Rita」さんへ
野球観戦で大興奮してお腹が空いた私たちは、近くのおしゃれなレストラン「Rita」さんでランチすることに。 白を基調とした明るい店内で、ジャズが流れる洗練された空間。女子会やデートにぴったりな雰囲気です 。
私が注文したのは、その名も「チーズラバパスタ」! これがもう、ただのパスタじゃないんです。

なんとこれ、目の前でアツアツのチーズを「これでもか!」ってくらいかけて混ぜてくれる、エンターテイメント性抜群の一皿!

まさにチーズの滝…!いや、チーズの溶岩(ラバ)!動画映えも間違いなしですね◎ このパフォーマンスは、料理が単なる「食べるもの」から「体験するもの」へと進化している現代の食文化を象 徴しているようでした。美味しさはもちろん、その場にいる全員が笑顔になる、記憶に残る仕掛けが素晴らしいです。
濃厚なボロネーゼソースと、とろ〜り糸を引くチーズがパスタに絡み合って…もう、思い出しただけでお腹が空いてきます(笑)。万人に愛されるタイプのチーズが使われているので、クセがなくてとっても食べやすいのもポイント 。2人前からの注文なので、ぜひ誰かとシェアしてこの興奮を味わってください !大満足のランチでした!
【番外編】幻想的な光に包まれる「赤目四十八滝」の竹あかり
実は、この旅行とは別日なんですが、名張市にある「赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)」にも行ってきました!

ちょうど期間限定のライトアップ「幽玄の竹あかり」が開催されていました。

「幽玄」という言葉は、奥深く計り知れない趣や、かすかで神秘的な美しさを表す日本の美意識。まさにその名の通り、渓谷の闇の中に、大小約2000本もの竹灯籠が浮かび上がります 。一つ一つ手で彫られた繊細な模様から漏れる優しい光が、苔むした岩や木々、そして滝の流れを幻想的に照らし出して、まるで別世界に迷い込んだかのようでした。
マイナスイオンと綺麗な光に、心から癒されました〜。 あと、入り口近くの赤目滝水族館で、本物のオオサンショウウオも見れちゃいました!
ただ、一つだけ、これから行かれる方に全力でお伝えしたい注意点が! 滝沿いの遊歩道を結構しっかり歩くので、絶対にスニーカーで行ってください! ヒールは本当に危険です!私はちょっとお洒落してヒールのある靴で行ってしまい、次の日、ふくらはぎが大変なことになりました(笑)。
このライトアップは毎年秋から冬にかけて開催されている期間限定イベントなので、気になる方はぜひ開催時期をチェックしてみてくださいね 。
まとめ
というわけで、47都道府県制覇の旅・三重編でした!
美味しいグルメに、パワースポット、彼の青春(?)、そして幻想的な自然と、三重県の魅力をたっぷり感じることができました。 特に、おかげ横丁の食べ歩きは絶対にまたしたいな〜!
47都道府県、まだまだ先は長いですが、最高のスタートを切ることができました! 次はどこに行こうかな?
みなさんのおすすめの三重スポットや、次の県のリクエストがあったら、ぜひコメントで教えてくださいね〜!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
